この数か月、コロナウィルスの影響で一気に会議や講座のオンライン化が進み、Zoomの利用者が急増しています。
Zoomは無料でも利用できますが、3人以上で接続する場合は開始から40分までと制限があるため、有料に切り替えたい人も多いはず。
今回は有料プランに切り替える際、少しだけお得になる裏技をご紹介します。
Zoomの有料プラン
Zoomは無料/有料あわせて4つのプランがあります。
【無料】基本プラン ・一対一のミーティングは時間無制限 ・3人~100人までのグループミーティングは40分まで 【有料】プロ:2000円/月 ・3人~100人までのグループを含むミーティングは24時間まで可能 ・ミーティングの録画はクラウド保存可能/1GB 【有料】ビジネス:2700円/月 ・プロプランのすべての機能 ・300人までのグループミーティングが可能 ・バニティURL(ミーティングURLのカスタム) ・カスタムメール(ミーティングへの招待状メール) ・最低ホストは10台から(27,000円/月) 【有料】企業:2700円/月 ・ビジネスプランまでのすべての機能 ・1000人までのグループミーティングが可能 ・無制限のクラウド保存
有料と無料の一番の違いはグループミーティングの制限時間。
無料の基本プランの場合、一対一でミーティングを行う場合は時間制限がありませんが、3人以上のグループミーティングになると40分間に制限されてしまいます。(人数は最大100人まで参加可能)
そのため40分を超える会議や講座を行う場合はプロ以上のプランへグレードアップする必要があります。
企業で複数アカウントを契約する場合以外は、無料プランかプロプランのどちらかを選ぶことになります。
支払い通貨を変えることで安くなる
通常、有料プランの案内はこのように日本円で表示されています。
しかしZoomでは支払いの際、日本円のほかに米ドル・豪ドル・カナダドル・英ポンド・ユーロから通貨を選択することができるんです。
例えば米ドルで支払う場合は14.99ドル/月。
2020年5月現在、米ドルは1ドル107円なので14.99ドルはおよそ1600円/月です。
日本円の2000円/月と比較すると月に400円、毎月支払いにした場合は年間4800円お得にアップグレードができます。
また年払いの場合は10か月分の料金で1年間利用できるため、さらに利用料がお得に。
ちなみに現時点の最安値レートは豪ドルです。※2020年5月現在およそ70円/豪ドル
豪ドルは月払いでおよそ1470円/月、年払いした場合はおよそ1230円/月。
単純に計算して、日本円と比較すると月払いで年間6360円
年払いで年間5370円安くすることが可能です
(税抜, クレジットカード会社やPayPalの手数料を除く)
Paypalなどのレートは通常のレートよりも割高ですが、日本円でストレートに払うよりは安くなります。
ただ、通貨レートは常に変動するので翌月、翌年も安くなる保証はありません。
手間はかかりますが、更新の時期に一旦ダウングレードしてその時の最安レートでアップグレードし直すというのも手かもしれません。
有料プランの切り替え方法
ここからは実際に有料プランに切り替える方法をご紹介します。
サインイン後、ホーム画面上部の「プランと価格」をクリック
今回は」「プロ」プランを選択し「今すぐ購入」へ
画面右上の「通貨」から支払い通貨を選択。
支払い方法はクレジットカードまたはPayPalのみで、銀行振込はありません。
また料金が引き落とされた場合には受領したという内容のメールが届き、日本式の領収書などはありませんので注意してください。
月払いまたは年払いを選択したら、画面最下部の「続ける」へ
支払いの連絡先やクレジットカード情報を入力し、「私はロボットではありません」にチェックを入れて「今すぐアップグレード」で完了です。
まとめ
今回はZoomで年間5000円以上お得にアップグレードできる方法をご紹介しました。
各通貨レートから計算するのが面倒と思う人もいるかもしれませんが、アップグレードの際にはぜひ確認してみてください。
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