紙よりも、ブログやSNSなどさまざまな媒体で記事が読まれることが多くなった現代。
ウェブライターとして活動する人も増えてきました。
そしてライターをするにあたり必要になってくるのが執筆後の文章チェック、つまり「校正・校閲」です。
今回は初心者ライターさんが「自分で書いて、校正する」ためのおすすめツールをご紹介します。
校正・校閲とは?
「校正・校閲」は似ているように思われがちですが、全くの別の作業。
大まかにいうと以下のようになります。
校正:文章の誤字脱字、表面的なミスをチェックする
校閲:書かれている内容の矛盾や事実確認など、文章の内容をチェックする
「客観的に文章を読み、間違いを見つける」という点では共通していますが、執筆した本人による客観視も限界があるもの。
そこでひととおり文章を書き終えたら、まずは校正ツールを使ってチェックをしましょう。
校正ツールを使うと誤字脱字を大幅に減らせる
書き終えた文章を自分で読み直すことはとても大切なこと。
しかし自分の目だけで確認することは時間も手間もかかります。
校正ツールが完璧かといえばそういうわけでもありませんが、使うことで確実に誤字脱字を減らすことができ、何より早い。
そして無料から有料までさまざまなツールがある中で、一番手軽なのはWord(ワード)です。
最近ではWordやExcelを標準装備していないパソコンもありますが、Microsoftのアカウントを取得することでソフトをインストールせず無料でウェブ版を利用できます。
Word(ワード)で校正する方法
メニューの「校閲」をクリックし、「スペルチェックと文章校正」のタブをクリック
「校正言語の設定」から言語を選択し、「スペルチェック」をクリック
誤りがあった場合は文章の下に波線が入り、チェックが完了します。
まとめ
今回はWord(ワード)を使った校正方法をご紹介しました。
しかし校正ツールとはいえ、すべての誤字脱字や変換ミスが検知されるわけではありません。
最終的には人の目による確認が必要ですが、ツールを使うことで効率化できるのは確実です。文章を書いたら、校正ツールで確認することで、効率を上げることができます。
人工知能(AI)の進化が著しい現代、より高い精度で誤字脱字を見つけてくれる人工知能(AI)が登場する日も近いかもしれませんね。
コメント