トレードをしっかりと行おうと思った時、すでにうまくいっている人の真似をしようと思い、
投資苑の著者のエルダー博士を参考(丸パクリ)にしています。
ただ、Yahoo!ファイナンスや、自分が使っている楽天証券のチャートでは、使えない指標がありました。
また、チャートの画面を開くまでに毎回設定やクリックをしないといけなかったので、指標が使える便利なサービスを探していたところ、TradingView(トレーディングビュー)を見つけました。
チャートの画面はTrading Viewのものです。
今回は、自分が使っているチャート画面について、自分の勉強がてら、ご紹介したいと思います。
チャート画面
2018年8月2日時点のトヨタ自動車の日足チャートです。
この画面が、自分が売買するときに使用している画面になります。
冒頭にも書きましたが、詳しい内容はすべて投資苑に書かれています(笑)
今回はこのチャートがどういった構成になっているのかを紹介していきます。
上半分はチャート、出来高、エンベロープ、EMA、力積システム
画面の上半分には、チャート、出来高、オートエンベロープ、EMA、力積システムが表示されています。
エルダー博士も、使い慣れているからバーチャートを使っているだけであって、ロウソク足でも構わないと本に書いています。
オートエンベロープ
エンベロープは移動平均線から何パーセント離れているかを表す線です。
オートエンベロープは、価格の約95%が上のチャネルラインと下のチャネルラインの間に入るように調整されています。
なので、エンベロープの幅は値動きの激しさによって、広がったり狭くなったりと少し変化しています。
EMA(指数平滑移動平均線)
証券会社のチャートなどで標準として設定されているのはSMA(単純移動平均線)ですが、指数平滑移動平均線を使っています。
理由は投資苑の解説ではEMAを使っていたからです!(まずは真似)
EMAの特徴は、直近の価格を重くしてあるところです。
SMAよりも直近の価格に反応しやすくなっています。
期間は13と26の2本を引いています。
力積システム
このチャートの赤色、青色、緑色の3色は、
陽線や陰線を表しているわけではなくシグナルになっています。
赤色は売りシグナル、緑色は買いシグナルになっています。
MACDヒストグラムとEMAの傾きが上方向で一致すると緑点灯。
下方向で一致すると赤点灯。
バラバラだと青色という仕組みになっています。
EMAの傾きがトレンドで、ヒストグラムが勢いを表しているため、
一致したときは、その方向に大きく動く可能性が高いと言えます。
2段目はMACD。3段目は勢力指数
下半分はMACDと勢力指数にしています。
MACD
MACD(マックディー,エムエーシーディー)はトレンドの判定や、天井、底の判断に使用しています。
MACD線とシグナルがクロスしたポイントや、0を超えたポイント、MACDの波の高さなどから、
次に価格がどうなる可能性が高いかを判断する材料にしています。
ヒストグラムは MACD線 – シグナル の計算結果を棒グラフで表したものです。
MACDとシグナルの関係をより視覚的にわかりやすくしたものです。
勢力指数
勢力指数は出来高と価格から、売りと買いどちらの勢力が優勢なのかを計る指標です。
今日の出来高×(今日の終値 – 前日の終値)で計算されます。
勢力指数が高値を更新した場合は、上昇トレンドが継続する可能性が高く、
安値を更新した場合は、下降トレンドが継続する可能性が高いことを示しています。
横ばいは、トレンドが転換する可能性を示唆してくれます。
投資苑には、勢力指数(13日EMA)と勢力指数(2日EMA)が紹介されています。
近いうちに勢力指数(2日EMA)も追加する予定です。
TradingViewは応用範囲が広い
これらのチャートは、TradingViewでは、自分でプログラムすることが可能です。
・・・安心してください!
すでにTradingView上で公開されているプログラムも多くあります。
なにより今ご紹介したシステムはすべて公開されていたものを選んで、自分の画面に適用しただけです。
使いたい指標を選んで適用してテンプレートとして保存しておくことで、毎回同じ画面で各銘柄をチェックすることができます。
もちろん、自分でシステムをプログラムすることで、
指標の意味をより深く理解でき、売買の判断に生かされたり、微調整できるようになったりするというメリットもあります。
比較的簡単な言語で、とっつきやすく、テクニカル分析に便利な関数も用意されています。
チャートをプログラムできるようになると、応用してトレードシステムの作成と、バックテスト、フォワードテスト、自動売買も可能です。
今後このブログでもすこしずつPineについても触れていこうと思っています。
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