モバイルルーターとデータ通信カード端末の違い

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データ通信カードとは?

外出先でインターネットをする方法を考える時に、持ち運びが容易だという点で、モバイルルーターとデータ通信カード端末が、よく比較されます。

データ通信カード端末とは、ノートパソコンの拡張スロットやUSBポートに、カードもしくはUSBメモリのような端末を装着することでインターネットに接続できるようになるものです。

モバイルルーターとの違い

モバイルルーターは、複数台の端末(ノートPC、iPad、nexus7などなど)から同時にインターネット接続することができます。

データ通信カードの場合は、カードを装着した端末しかインターネット接続出来ません。
複数台の端末を同時には接続できないということです。

なので、PSPやiPad、ネクサス7、ノートPCなど、複数台の端末で同時にインターネット接続を使用したい場合には、データ通信カードでは対応出来ません。

複数台でインターネット接続が出来るモバイルルーター、カードを装着した1台のみがインターネット接続出来るデータ通信カード端末という点が大きな違いです。

データ通信カード端末のメリット

小さい!軽い!

1台しかインターネット接続出来ないデータ通信カード端末ですが、メリットもあります。
USB接続タイプの場合、モバイルルーターより軽量で持ち運びやすい点です。

速い!

モバイルルーターより速いといわれています。
理由は、データ通信カードとモバイルルーターのデータの受信方法が異なるからです。

データ通信カードの場合、ノートPCに接続した通信カードが無線で受け取ったデータを直接ノートPCに送ることができます。

しかし、モバイルルーターの場合は、モバイルルーターが無線受け取ったデータを、さらに無線でノートPCに送ることになるため、ロスが大きいです。

つまり、通信速度が同じだったとしても、パソコンの画面に情報を表示するまでの経路で違いが出ているということです。

速度の面ではデータ通信カード端末の方が速いと言われています。

電池残量を気にしなくて良い

データ通信カードはノートパソコンに直接装着するため、ノートパソコンの電池があれば電池残量などに困る事がありません。

モバイルルーターの場合は、モバイルルーター自身の電池残量も気にしなくてはいけないので、充電コードやモバイルバッテリーを別途持ち歩く必要があります。

ノートパソコンの充電があれば、後はカードを差し込むだけという手軽さがデータ通信カード端末にはあります。

使い分けが大事

モバイルルーターは複数台使う際に便利です。

データ通信カード端末は、一台にしか使えませんが、小さくて軽いです。

モバイルルーター、データ通信カード、どちらにもメリットとデメリットがあるので、
用途に合わせた使い分けが必要です。

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