日本では、子供がお金を稼ぐということに対してあまり良くないイメージがあります。
ですが、普通に考えて、小学生が毎月1万円でも稼いでいたら、素直にすごいと思いませんか?
子供にとっても大きな成功体験になると思います。
もちろん、どんな方法でも稼げれば良いとは思いませんし、法律の問題や、トラブルに巻き込まれたりしないように、親が助けてあげる必要があります。
お金を稼ぐための行動を一緒にすることで、親子でお金について考えるきっかけにもなるので、お金の教育につなげることができます。
お金を稼ぐ経験には多くの要素が詰まっている
例えば、アクセサリーを作って、フリーマーケットなどで売ることにしたとします。
どういう商品を作るのか考えて、材料を買って、作って、値段をつけて、声をかけて、お金をもらって・・・。
もらったお金は保管しておかないといけないですし、ちゃんと記録しなければいけません。
社会では、マーケティングや会計などと呼ばれているものです。
こういった経験を一回だけでなく、何回も繰り返していけば、学校では学べない部分も含めた多くのことを学ぶことができます。
初めからすべてのことを子供だけでやるのは難しいかもしれませんが、少しずつ順を追って任せるようにしていけば、成長を感じることができるでしょう。
インターネットを利用するのもあり
実際に目の前で人と会うほうがいろんな経験ができると思いますが、なかなかそういった機会を用意するのも難しいかもしれません。
機会を用意しやすいものとして、インターネットを使ったビジネスも良いと思います。
ウェブサイトの制作や運営など、インターネットを使ったビジネスは、小中学生から始めることができます。
もちろん、未成年ということで親の協力は必須になります。
オススメなのはアフィリエイトです。
アフィリエイトはインターネット上で商品などを紹介し、広告収入を得るビジネスです。
お金を稼ぎはじめるまでに時間がかかり、根気もいりますが、
ウェブサイトの制作といった技術的な部分と、読む人のことを考えて文章を書く力などが身に付きます。
アフィリエイトにはインターネットを使ってお金を稼ぐのに必要な要素が詰まっています。
また、応用することでインターネット以外のビジネスでも使える部分が多くあります。
社会人になってからも使える技術が身につく
ウェブに関する技術や文章を書く能力などはそのまま仕事で役立つ場合もあります。
自分は、中学生のころに始めたホームページの作成が社会人になったときにとても生きました。
技術がそのまま役立つという面もありますが、考え方の部分が大人になったときに大きな違いを生む場合もあります。
お金を稼ぐには、与えられた問題を解く能力だけでなく、自分で問題を見つけて解決する能力が大事です。
問題発見能力や問題解決能力を子供のころから訓練していると社会人になったときに大きな差になります。
というのも、現在の学校教育は、問題を与えて解かせる形式になっているからです。
世の中にどういった問題があるのか、子供のころから意識しているだけでも、大きく違います。
まとめ
これからは、働き方改革やAIの普及などで、子供が将来大人になったときに、求められる仕事が大きく変わっているかもしれません。
もしかすると、会社員という働き方そのものが違う形になっている可能性も大いにあります。
お金に対する考え方や、問題発見能力、問題解決能力は、時代が進んでも重要な能力のはずです。
子供のころからあまりお金について教えないほうが良いと考え方もありますが、日本ではあまりに教えなさ過ぎていると感じています。
お金をもらうということは、何か感謝されるようなことをして、その対価としてもらっているものです。
稼ぎ方やお金の使い方などに気を付けておけば、子供でもお金についてどんどん学ぶべきです。
親の協力は必要ですが、日本の教育では、子供をもっと信頼してあげても良いのではないかと思います。
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